復活、編
東海道本線 稲沢第一機関区  ( 1971年 8月 1日 無煙化 )  4/5頁
写真を掻き集めて 稲沢第一機関区 4 頁目 を作成しました。  掲載写真は どれも 此れも ヘッポコ写真 ですが 私にとっては どれも 此れも 大切な 思い出の一齣です ! 

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稲沢第一機関区

 蒸気機関車の メカニズム が大好きでした。 逆転機を回すと どのような原理で走行方向が変わるのか そして速度が変化するのかと とても興味が有り機関区の方に質問しまくっていました。 返りクランク とか 偏心棒 とか殆どの部品の名前も憶えました。      D51873 [稲一]


稲沢第一機関区

 稲沢第一機関区には数え切れないほど何度も訪れたのですが肝心な蒸気機関車の写真が殆ど有りません。 機関車に乗せて貰ったとか機関区の人達と輪投げとか キャッチボール をして遊んで貰ったりとか子供の頃は機関区を遊び場と勘違いしていたようです。      C50101 [稲一]


稲沢第一機関区

 復活運転で石炭の燃殻を一輪車で運んでるところをよく目にしますが現役時代は稲沢第一機関区だけでも 20輌を越える蒸気機関車が所属していて石炭の燃殻の排出量も半端ではなく当然ながら一輪車では太刀打ちできないため無蓋貨車を従えた C12 が片付けていました。       D51 2 [稲一]

  ※ 手持ち資料に寄れば D51 2 は 岡山県津山市 の 「 津山まなびの鉄道館 」 に 静態保存 されています。


稲沢第一機関区

 此の時が最後に訪れた稲沢第一機関区でした。 火の入っている蒸気機関車は此の C50 のみですが此の C50 も間もなく火が落とされます。 火を落とすため転車台で方転され扇形車庫に納められた時点で もう其れ以上は見ていられなくなって家に逃げ帰って来ました。      C50101 [稲一]


稲沢第一機関区

 C12 は本線に出ることはなく専ら他の機関車たちの世話係です。  石炭を運んだり 燃殻を運んだり 空転防止用砂を運んだり 無火の蒸気機関車を引いたり押したりと何時も とても忙しそう。 構内を健気に右往左往する姿が今でも強く印象に残っています。     C12242 [稲一]


● 東海道本線 東京 ⇔ 神戸 (愛知県 、他) ●       稲沢線 の 稲沢第一機関区 と同じ写真です。

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